2013年10月11日

サッカーの試合中、どのくらいの距離を走りますか?

一人の選手がどのように、またどのくらいの距離を走るのかを知ることは、練習プログラムをデザインするのに重要であり、また一人の選手がどのくらいの距離を走るのかを決めるのはとても難しいことです。

初めに、試合をカメラで撮影して録画する必要がありますが、その際カメラはボールを追うのではなく、常に全体を撮影します。そして一人のプレーヤーに注目しつつ、その全ての瞬間を記録した映像を再生し、そのプレーヤーの走るペースと走った距離を評価します。終了後、映像を巻き戻し、次のプレーヤーに対して同じことを繰り返します。この作業では、大変な労力と時間を注ぎ込まなければなりません。

シーズンの全期間中、選手達の動きを追う初めての試みは、1970年代にエバートンFC(リバプール、イングランド)で行われ、一人の選手の走行距離は一試合で8,800メートル弱と見積もられました。
動くスピードは、ウォーキング、ジョギング、クルージング(明確な目的と努力を持って走ること)、スプリンティング、そして後進に分類されました。

走行距離の3分の2は、ウォーキングやジョギングといった低スピードの走りと、合計約800メートルになる10~40メートルの短距離スプリンティングの繰り返しで占められていました。

一人の選手は、大きく見積もって90秒間、平均200メートルを走る間、ボールを持っていました(これは、88.5分間、ボールを取ろうとしたり、誰かがボールを取らないようにしていたことを意味します)。

スピードと方向の変化全てを記録したことにより、毎5、6秒に一度、何らかの動きの変化があったことが分かりました。その試合について、その後、より精度の高い調査が行われ、結果としてヨーロッパの男子プロサッカーの試合においては全走行距離が約10,000メートルと分かり、南アメリカの試合ではそれより少し短い距離であると論議されています。

ボルシア・ドルトムントのヘンリク・ムヒタリアンはブンデスリーガで一試合12.5 kmを走ります。ミッドフィルダーは最も長い距離を走り、センターストライカーとディフェンダーの走る距離は最も短いことが分かっています。その走る距離は過度に自慢できるものではないのです―90分間で10,000メートル(6マイル)は、1時間当たり4マイルに当たります。これは、体力のあるウォーカーには十分可能な距離です。  

Posted by Anneliese at 21:51Comments(24)TrackBack(0)サッカー